試考作互

あらたな考え方をためして、
ともにつくる

テーマ:「えんぴつ」のコアをみつけて新しい価値をつくりだす

コラボレーションパートナー

プロダクトデザイナー

秋田 道夫

1953年大阪府生まれ。1977年愛知県立芸術大学美術学部デザイン科卒業。 ケンウッド・ソニーを経て1988年よりフリーランスとして活動

家電・文房具をはじめセキュリティーゲート・信号機といった公共機器など幅広くプロダクトに携わる。
http://www.michioakita.jp/

マインドフリー

Social Media Marketing Group

加谷 美奈

2017年に新入社員としてマインドフリーに入社。学生時代は、大阪デザイナー専門学校 コミックイラスト学科にてイラストを学ぶ。
画材や絵柄を1つにこだわらず、様々な手法で「自分のスキ」をテーマに制作。また作家として展示会などにも参加することはもちろん、体験入学のスタッフや、立体造形の制作展などにも積極的に参加してきた。「イラスト」という幅にとらわれない様々な活動が評価され、卒業時には優秀学科賞を受賞。
現在はSocial Media Marketing Groupとして企業さまのSNS運用・企画などを行う。
イラストという、マーケティングとは違う世界にいたからこそ感じる見え方、感じ方を周囲に伝えていきながら、SNSを通してお客様の「想い」をユーザーに届けていけるよう、日々奮闘中。

「芯」をなくしたとき、うまれる「余生」

何ができるのかわからないワクワク感と、不安な気持ちでいっぱいでした。
芸術家さんとコラボしたいと思ったのは、芸術家さんが「鉛筆の本質」から何を感じ、何を作るのか。そこに触れてみたいと感じたからです。
年齢のせいか、「余生」と聞いても初めはピンとこない部分がありましたが、今回のこの企画を進める中で自分自身でも「余生」とはなんなのか、なぜ、鉛筆に「余生」がうまれるのかたくさんたくさん考えました。その中で「役割を生涯かけて果たすために生まれた本質」=「芯」であり、そしてそれを「無くしてしまう」という、凄いアイデアであるということに気づいた時心の底から震えたのを覚えています。
もし私が、私自身の「余生」について考えるようになった時、私は自身の「芯」を無くすと思います。なぜなら、そうすることで、新たな人生がはじまると、秋田さんに教えていただいたからです。
今回のこの「えんぴつの余生」がより多くの人に広がり、沢山のひとたちの間で話し合えればいいなと思います。

シンプルとは豊な気持ちと
余裕がなければ成立しない“贅沢なカタチ”

秋田さんの「シンプルとは豊な気持ちと余裕がなければ成立しない“贅沢なカタチ”だとおもう。」という言葉に、強く共感したのを覚えています。
この方が、鉛筆について問いかけた時、それの何がそぎ落されて、どんなカタチが生まれてくるのか全く想像できなくて、是非お願いしたい!と感じました。
突然のお願いにもかかわらず素早くこの「鉛筆の余生」を提供いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

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