いま、わたしたちの身の回りにはたくさんのものが溢れていますが、 そのものひとつひとつについて考えることは少ないように思います。

例えばものを分子、原子、もっと小さな素粒子まで分解したらどうなるだろう。
人も、豚も、鉛筆も、みんなほとんど同じものに思えてきませんか。 実はものの存在というのは、とても曖昧なのではないか？そんな気がしてきます。

とはいえ、人は人。豚は豚。鉛筆は鉛筆として、確実に存在しています。
物質的にはみんな似た者同士のはずなのに、それぞれがそれぞれのものとして存在する。
そこには、そのものがそのものであるためのコア(本質)があるはずです。

逆に言えば、そのコア(本質)を見ることができれば、そのものとしての存在を保ちながらほかの要素に変化を加え、新しいかたちをつくりだすということが可能になるのではないでしょうか。

AはAである、BはCではない。
といった身の回りに溢れる「当たり前」とされてきたことにも、変化をもたらすことができるかもしれません。 自分なりの色を、そのものに与えることができるかもしれません。 新しい価値をつくりだすことができるかもしれません。

Focus core, Create different
本質をとらえ、あたらしい価値をつくりだす。

周りを見渡してものの存在について、ものの本質について考える。そうすることで、はじめて見えてくる世界や
そこから広がる可能性は限りなく大きくなるはずです。