試考作互

あらたな考え方をためして
ともにつくる

テーマ:「えんぴつ」のコアをみつけて新しい価値をつくりだす

コラボレーションパートナー

建築家

松島 潤平

1979年長野県生まれ。2005年東京工業大学大学院修士課程修了。2005~2011年隈研吾建築都市設計事務所勤務、2011年より松島潤平建築設計事務所主宰。住宅、保育園、オフィス、店舗等の設計に加え、建築、都市、アート等への様々な批評を執筆している。

『2016年日本建築学会作品選集新人賞』『Best of Houzz 2016』『2015年度グッドデザイン賞』受賞等。

マインドフリー

iDesign Team

長川 祥子

2016年に新入社員として入社。
滋賀県にある成安造形大学にてアートプロデュースを専攻とし、グラフィック・写真・映像を中心に企画立案・制作を手掛けてきた。また、学生時代にデザイン思考・UI/UX・HCDなどの思考法を知り、情報デザイン研究会を発足。
現在はiDesign Teamのメンバーとして、上流設計・情報設計・ディレクターを担当。
学生時に学んだ思考法を心がけながらお客様の課題を元に改めて問題を定義し、UI/UXの観点を意識しながら企画・設計を行っている。

「物理的観点」と「物語観点」

今回のプロジェクト参加にあたり、真っ先に「建築家」とコラボしたい!と感じました。
理由としては、学生時から「建築家」の作品における思考・視点に興味を抱いていた私自身の気持ちから、 コラボテーマである【えんぴつの本質を表現】にて、作品制作を共にすることにより、 「建築家」の作品における思考・視点を知ることができるのではないか、という興味となります。
「建築家」の作品における思考・視点で私が興味を抱いていたことは実際使用される建物を制作する上で、実用性という観点、作品にするアート性という観点の2軸があり、 それは右脳と左脳を使って行っているのではと感じていました。
その思考法は私の憶測でありますが、私自身憧れていた考え方であるので、本当にそうなのか、どういう考え方なのかという興味です。
今回松島さんとコラボをしたことで、緊張をしながらも上記に書いた私の考え方をお伝えした時に作品制作の考え方で意識していることは「物理的観点」と「物語観点」とお言葉をいただくことができました。
このお言葉をいただいたときに「建築家」への興味はさらに膨れ上がり、二極化している観点を組み合わせても良いんだ!と気づきがあり、学びを得ることができました。
また、制作に対する取り組み方にも沢山の学びを与えてくださり、自分の行動・考え方を改めていくことと同時に、「物理的観点」と「物語観点」といった右脳・左脳を使う考え方を取り入れていくことを意識いたします。 そして、新たな発想を表現できるよう目指していきます。

新しい視点・学び

本プロジェクトで【えんぴつの本質を表現】すること、また当たり前にある「えんぴつ」と当たり前に存在しつづける「建築」の関連に着目を置き、調査しておりました。
調査するに松島さんのインタビューが掲載されていたWEBメディアサイトにて【主流とは異なる視点、『こう見ろ』と人湯の視点を押し付けるのではなく『こう見たら』とたくさんの選択肢が集合してできている建築を心がけている】という観点に強く感銘を受けたことから、松島さんにご依頼しようと考えました。
松島さんとコラボいただいたことで「建築家」に対する興味が確証となり、新しい視点・学びを得ることができました。
今まで何の気なしにオシャレだな・すごいなくらいにフワッと考え見ていた当たり前に存在する「建築」に対する意識も、言葉足らず・伝え下手な私の気持ちにも向き合っていただきながら、お話しする中でも、作品の中でも、「建築家」としての背景や想いを伝えていただきました。
共にコラボいただいたことで再びモノづくりの魅力が芽生え、楽しいと感じました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

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