メッセージ ― 西口陽介 ‹ MindFree

私たちが導く企業マーケティングの“ミライ”

2011年入社 西口 陽介

技術の発展により、情報の主導権は生活者になった

2008年のFacebook、Twitterの日本版公開、同年にiPhone 3Gの国内発売がされました。
これらは特殊な技術がなくとも世界に情報を発信するためのツールを人々に与え、誰もがメディアを持つ時代を生み出しました。

自分のメディアを手に入れた生活者は新しい製品が発売されるとSNSでレビューをし、素敵な体験ができた旅先ではSNSで誰かに伝えるという使命感のような価値観をもって撮影をします。

これらの行動の変化は企業のマーケティング活動にも影響を与えています。製品を出す、広告を出す、イベントをする、キャンペーンをする。何をするにも展開後、消費者がどんなリアクションをするか?を慎重に想像しながら施策を検討しなくてはなりません。これはデジタルの世界にいる不特定多数でありながらも、とても強い力をもった存在がうまれたということを表し、情報の主導権が生活者のものになったということを表します。

最近ではコンテンツのリッチ化やVRやARの進化によりヴァーチャル体験が十分な満足感やリアリティを感じられる様になり、仮想通貨は使えるお店も増え、一般化しつつあります。これが進むと物質的なお金の存在意義がより薄れ行くのかもしれません。

常に先回りして、次は何をすべきかを
クライアントと語り合えるパートナーへ

人々の生活はますますデジタルの世界が中心になっていきます。
それはまるで分岐のない線路上を走っている列車のごとく、まっすぐに、そしてどんどん加速しています。

そんなとうとうと進み続ける列車に乗り遅れそうになっている人・企業や、変わり続ける景色に対して困惑している人・企業に出会うことも少なくありません。

しかし、列車は間違いなく次の駅に進むわけですから、乗り遅れるということはその分機会損失をするということ。前向きにトライするということは動いた分だけ成果が得られるはずです。何も突飛なことをする必要はなく、新しい駅についたら一歩踏み出せばいい、それだけだとも思っています。

そして私たちは、クライアントが次の駅に到着しても道に迷わないように、常に先回りして学び、この駅では何をすべきかをクライアントと語り合う。そんなパートナーとして日々精進したいと考えています。

プロフィール

西口 陽介

アーティストを目指し大学では音楽を専攻。サイト制作の経験を通して、独学でWEBデザインやプログラミング技術を習得。半年間のフリーランスを経て、より多くの経験を積むためにマインドフリーへ。「利益や効率より、面白いもの、新しいものを創り出す姿勢」に惹かれ、2011年に入社。

プランナーとしてテクノロジー、クリエイティブ、マーケティング視点でカテゴリに縛られないコミュニケーションプランニングを行い、企業のデジタルコミュニケーション推進をサポート。業界・部門を問わないその経験から、多くの企業役員向けセミナーなどで講師を勤めている。

現在は、「コミュニケーション自動化」をキーにLINEマーケティングプラットフォーム「GEPPY」やAI型画像認識システムの開発により、より豊かなデジタルコミュニケーション環境の構築を目指している。